いわゆる黒歴史

高校の頃、毎日モバゲーばっかりやってた。

 

始めたきっかけは1年の頃、部活仲間に半分強引にアカウントを作らされたからで、仲間内のコミュニティみたいなものに参加する為だったんだけど、全員すぐにやらなくなった。俺はそのあとも一人でクリックするだけのゲームをずっとやってた。

他の人は、mixiにいたみたい。

 

2年のクラスが変わってからあまり周りになじめなくなって、3年で部活を引退するといよいよ友達がいなくなった。もしかしたら友達だと思ってくれていた人もいたのかもしれないけど、少なくとも俺からするとそこまでよく話す人はいなかった。

その頃は勉強もまったくついていけず、休み時間もすることがなかったので、おのずとお母さんにお願いしてパケホにしてもらった携帯で暇をつぶすことになる。モバゲーで見つけた2chモドキのようなコミュニティで糞みたいなスレッドを永遠と立てつづけてたら、少し友達ができた。お互いの顔も素性もわからないことがすごく気楽で、鬱屈とした日記を毎日投稿していた。それで寝不足になって登校しても寝てばかりで、どんどん話せる人が減って行って、学校も休みがちなる悪循環だった。

日記にコメントが付いたことはほとんどない。

 

なんだかんだでインターネットの中で一番輝いていた時期だったかもしれない。まったくキラキラはしてなかったけど。